出版社内容情報
人口減少に伴い今後必要と言われる高齢者の労働。高齢者の健康にも役立ち、情報技術活用で楽しく実現できる。五輪後に向けた必読書。
《目次》
はじめに
第一章 シニア就労のススメ
これだけ延びた平均寿命
アクティブシニアの割合
従来の高齢者像と異なる今の高齢者
老後の生き方と寿命
シニア就労のススメ
高齢者の就労ニーズ
就労市場で高齢者をどう位置づけるか
第二章 シニアの日常とICT
柏市でのICT利用実態調査
アクティブシニアからスマートシニアへ
シニア情報生活アドバイザー
ICTを学ぶことの効用──アクティブであり続けるために
柏市での「ココナラ」ワークショップ
クラウドソーシングサービスに参加するシニア層
シニアのICT利用を広げるには
シニアの日常を支援するICT
第三章 モザイク型就労──ICTでシニア労働力を活かす
人口ピラミッドの再逆転
労働者としてのシニア
モザイク型就労
リビングラボの活用──研究開発をイノベーションにつなげる
時間モザイク
空間モザイク
スキルモザイク
第四章 高齢者クラウドの実用化
高齢者就労の現在
課題はホワイトカラーシニア層の受け皿
ハイスキルジョブ領域から拡大する人材スカウター
ロースキルジョブ領域から拡大するGBER
ビジネス展開へ向けた統合プラットフォーム
実用化を進めるための課題
全国規模のICTインフラの整備との連携
第五章 未来へ向けて
高齢者クラウドで変わる定年後のライフスタイル
アクティブシニアとしての生き方を考える
ジェロントロジー教育の広がり
「一億総活躍社会」「働き方改革」にICTを
明るい超高齢社会へ向けて
おわりに
あとがき
参照文献リスト
檜山 敦[ヒヤマ アツシ]
著・文・その他
内容説明
加速する日本の少子高齢化。現役世代を支える力として、そしてシニア自身の健康のために、今後シニアの労働は不可欠だ。しかしその実現はまだ道半ば。ブレイクスルーのためには、情報通信技術(ICT)をフル活用することが近道だ。ICTが生み出す高齢者の新しい労働スタイル「モザイク型就労」と「高齢者クラウド」の実現で、現役世代とシニアの協働も見えてきた。人生100年時代の新しい生き方、働き方。五輪後の日本を見すえた必読書。
目次
第1章 シニア就労のススメ(これだけ延びた平均寿命;アクティブシニアの割合 ほか)
第2章 シニアの日常とICT(柏市でのICT利用実態調査;アクティブシニアからスマートシニアへ ほか)
第3章 モザイク型就労―ICTでシニア労働力を活かす(人口ピラミッドの再逆転;労働者としてのシニア ほか)
第4章 高齢者クラウドの実用化(高齢者就労の現在;課題はホワイトカラーシニア層の受け皿 ほか)
第5章 未来へ向けて(高齢者クラウドで変わる定年後のライフスタイル;アクティブシニアとしての生き方を考える ほか)
著者等紹介
檜山敦[ヒヤマアツシ]
1978年熊本県生まれ。東京大学工学部卒。同大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。複合現実感、ヒューマンインタフェースを専門として、超高齢社会をICTで拡張するジェロンテクノロジーの研究に取り組んでいる。東京大学IRT研究機構特任助教、同大学院情報理工学系研究科特任講師などを経て、東京大学先端科学技術研究センター専任講師。2017年4月より理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダーを兼務。Laval Virtual Trophy、IFIP Accessibility Awardなど各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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