出版社内容情報
「私が長官狙撃の実行者であることは絶対の真実であると断言します」──。平成最大の未解決事件ともいわれる警察庁長官狙撃事件。彼こそが“真犯人”であると確証を得るまでのドキュメント。
内容説明
平成最大の未解決事件、警察庁長官狙撃事件。捜査を主導した警視庁公安部がオウム犯行説に固執する一方、刑事部は、過去に凶悪事件を起こし、刑務所に服役中の男から詳細な自供を得ていた。著者は男と数年にわたって書簡を交わし、取材を進めるなかで彼こそが真犯人である確証を得る。真犯人の素顔とは。警察内部で何が起きていたか。事件の闇を描く迫真のドキュメント。
目次
第1章 警察庁長官狙撃事件の闇
第2章 老スナイパーの告白
第3章 “真犯人”を追い詰めた捜査員たち
第4章 灼熱のアメリカ取材
第5章 再検証・オウム犯行説
第6章 共犯者の行方を追う
著者等紹介
清田浩司[キヨタコウジ]
テレビ朝日報道局デスク。1991年慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日に入社。報道局社会部、ニュース番組「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」で記者、ディレクターを務める。95年の地下鉄サリン事件発生時から20年以上にわたり一連のオウム事件、裁判を取材
岡部統行[オカベムネユキ]
ジャーナリスト。早稲田大学在学中より新聞社やテレビ局に勤務。2002年よりフリーランスとして、テレビ東京「ガイアの夜明け」、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」、TBS「夢の扉」、NHK「ハイビジョン特集」などのドキュメンタリー番組を監督。オウム事件やブラック企業、自殺問題など社会問題を中心に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
AICHAN
skunk_c
templecity
ふたば@気合いは、心を込めて準備中