平凡社新書<br> 警察庁長官狙撃事件―真犯人“老スナイパー”の告白

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平凡社新書
警察庁長官狙撃事件―真犯人“老スナイパー”の告白

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582859034
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「私が長官狙撃の実行者であることは絶対の真実であると断言します」──。平成最大の未解決事件ともいわれる警察庁長官狙撃事件。彼こそが“真犯人”であると確証を得るまでのドキュメント。

内容説明

平成最大の未解決事件、警察庁長官狙撃事件。捜査を主導した警視庁公安部がオウム犯行説に固執する一方、刑事部は、過去に凶悪事件を起こし、刑務所に服役中の男から詳細な自供を得ていた。著者は男と数年にわたって書簡を交わし、取材を進めるなかで彼こそが真犯人である確証を得る。真犯人の素顔とは。警察内部で何が起きていたか。事件の闇を描く迫真のドキュメント。

目次

第1章 警察庁長官狙撃事件の闇
第2章 老スナイパーの告白
第3章 “真犯人”を追い詰めた捜査員たち
第4章 灼熱のアメリカ取材
第5章 再検証・オウム犯行説
第6章 共犯者の行方を追う

著者等紹介

清田浩司[キヨタコウジ]
テレビ朝日報道局デスク。1991年慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日に入社。報道局社会部、ニュース番組「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」で記者、ディレクターを務める。95年の地下鉄サリン事件発生時から20年以上にわたり一連のオウム事件、裁判を取材

岡部統行[オカベムネユキ]
ジャーナリスト。早稲田大学在学中より新聞社やテレビ局に勤務。2002年よりフリーランスとして、テレビ東京「ガイアの夜明け」、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」、TBS「夢の扉」、NHK「ハイビジョン特集」などのドキュメンタリー番組を監督。オウム事件やブラック企業、自殺問題など社会問題を中心に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

70
NHKスペシャルを見て、気になっていた事件だったので読んでみたが、民放での放送のほうが早かったようだ。いろいろと腹立たしい面が多い事件である。Nスぺでも取り扱っていなかった驚愕の真実(信憑性は高いと思われる)もあり、ドキュメンタリーを見せられているような緊迫感があった。悪とされるものにさらなる罪をなすりつける姿勢がどうしても許せない。面子だけで成り立っている組織は多いのだろう。2019/03/21

AICHAN

42
図書館本。國松元警察庁長官狙撃事件の犯人はオウムだということで決着している。いや、犯人は別にいると私は思っていた。狙撃の正確さ、使用拳銃・弾丸の特殊さなどから、どう考えてもプロの殺し屋の犯行だと思った。しかし警察(公安部)はオウム犯行説に固執し、プロの殺し屋説を感情的に排除した。この本は、私のように公安部の結論に疑問を持った記者が真実の実行犯を突き止めて、その男との書簡の往復を紹介し(そのとき男は銀行強盗の罪で刑務所内にいた)、それらの内容の裏付けを取っていく様子が綴られている。読み応えあり。2020/01/01

skunk_c

30
國松長官狙撃事件の真相に迫るドキュメンタリーで、迷宮入りしているだけに、警察組織は決してこの内容を認めないだろうが、否定できないとすれば事実と考えていいと思った。いわゆる見込み捜査的な初動がピントのずれた捜査となっていくのは日本の警察にありがちなこと。ただ腑に落ちないのは、真犯人の資金源が分からないこと。過去に長期服役した人間が、度々渡米したり大量の武器を調達する資金は一体どこから来たのか。不自然な動機も含めて考えると、オウムとは全く異なる別の組織からの依頼を受けた犯行の可能性もあるのではないか。2019/06/28

templecity

9
国松長官の狙撃犯が現場では犯人の確証をかなり得ていたのに、警察のメンツのためにオウムの犯罪として扱われ結局時効を迎え迷宮入りとなった。しかし数々の証拠で、今やパーキンソン病で寿命もまじかな中村が告白している。東大中卒で革命を起こそうとし、警察にも恨みを持っていた。戦前の軍部のようにノモンハン事件や中華事変のようにメンツのためにズルズルと深入りして後戻りができなくなった構図と似ていると指摘してる。 2019/04/12

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

8
『特殊な弾丸』『特殊な銃』重要なこのキーワードを、捜査の中心を担った組織がどうして深く追求しなかったのか。簡単に手に入る代物ではない。そして、『高度な射撃技術』。入手も困難な銃と弾丸を操るために必要な技術はわずかな訓練で手に入るものではない。入手経路を捜索すれば、必ず犯人にたどり着いたのではないかと思わずにはいられない。二つの性質を異にする組織がそれぞれの思惑で動いた。主導する組織は、どうしてこうまで自分たちのストーリーに拘泥したのか。(あの)検察さえ相手にしてくれないような書類でどうしたかったのか。2019/03/05

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