内容説明
広義の律令時代(大宝元年~明治元年)一一六八年間に亘り、宮廷貴族社会で最も重要な公卿に任命された合計二三二一名の人事動向を総覧。人事動向を十年ごとに年表化し、氏族別にフルカラーで図解。任命者の天皇・上皇、全公卿の任官・昇任の月日、離任理由と年齢(数え)も記入し、官職と不可分の位階も付記。図表に示し切れない主要な事項や、流布刊本と他史料との異同は、まとめて補注とした。参考資料として『南朝公卿補任』の図解・補注も附載。個々の人名索引、家名別の人名索引、及び系流別人名索引を付し、利用の便を図った。日本の歴史・文学・思想などを読み解くための基礎資料。
目次
解説 『公卿補任』の成立過程と形式
公卿補任図解総覧
著者等紹介
所功[トコロイサオ]
昭和16年(1941)岐阜県生まれ。京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授。法学博士(慶應大学、日本法制文化史)
坂田桂一[サカタケイイチ]
昭和61年(1986)神奈川県生まれ。同志社大学文化情報学部文化情報学科卒業(第一期生)、同大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程修了。現在、同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士後期課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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