出版社内容情報
量的研究と質的研究によるアプローチからジェンダーと福祉国家の関係を理論的・実証的に明らかにする一冊。
内容説明
私的領域と公的領域においていまだ継続する男女間の不平等。福祉国家はこのジェンダー関係をどのように形成してきたのか。本書は、欧米の8か国を取り上げ、ケア・仕事・福祉(制度)という3つの観点から、ジェンダーと福祉国家間の因果関係を理論的、実証的に解き明かしていく。
目次
第1章 福祉国家研究とジェンダー―先行研究から得られる洞察
第2章 分析枠組み
第3章 ジェンダーとケアの供給
第4章 ジェンダーと仕事
第5章 福祉・家族とジェンダー関係
第6章 個人の資源と世帯内の再分配
第7章 各国の形態と国際比較によるパターンの説明に向けて
第8章 結論とまとめ
統計的補論
著者等紹介
杉本貴代栄[スギモトキヨエ]
金城学院大学現代文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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