コンテンツ産業論―文化創造の経済・法・マネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623055623
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3033

内容説明

近年、先進国が新たな知識経済への転換を目指す中で、コンテンツ産業に対する関心が急速に高まっている。本書は、経済学、法学などの研究成果を踏まえつつ、グローバルな視点から産業の全体像を平易に解説することを目指している。激変する環境のなかで揺れるコンテンツ産業。その構造と課題を今、明らかにする。

目次

第1部 文化経済とコンテンツ産業(文化経済とコンテンツ産業入門;コンテンツ産業政策の勃興と発展;デジタル・コンテンツ産業の経済的特徴)
第2部 ハリウッド(ハリウッド・モデルとグローバルなメディア・コングロマリット;コンテンツ産業の内部構造とダイナミクス;コンテンツ産業を取り巻く国際政治と法的環境の変化;ハリウッド・モデルへの対抗)
第3部 各産業の特徴と動向(映画産業;音楽産業;広告産業;テレビ放送産業;ゲーム産業)

著者等紹介

河島伸子[カワシマノブコ]
同志社大学経済学部・経済学研究科教授。文化経済学、文化政策学、コンテンツ産業論。東京大学教養学部(国際関係論専攻)卒。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス社会政策学修士(新渡戸大和フェローシップ)、同LLM(法学修士)、英国ウォーリック大学PhD(文化政策学)。1995年~1999年までウォーリック大学文化政策研究センターにてリサーチ・フェローを務め、1999年より同志社大学にて文化経済論、文化政策論を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Chicken Book

6
第1章のみ。授業の教材として。2021/05/25

そと。

1
なぜか全然頭に入ってこないのでとばし読み。この本の各章にある結論は、どうにも結論になっていない気がする。2011/04/08

shunwitz

0
文化と経済について書かれている。例えば1億円を出して平成のシェイクスピアを生み出そうとしてみる。それは無理な話ではあるが如何にも文化的な経済的な話ではある。この本ではそういうことではなく、一冊の本にしても、まずアイデアを出す人、印刷や広告を担当する人、書店で売り出す人などを経由せねば我々の手に渡らないからそこに経済活動が現れると言っている。本に限らず、音楽、映画、テレビなど。また文化的な創作物には著作権などが付き物であるからこれらも金になる。ただ何にしても根拠が直感で終わることの多い本であるように思う。2016/02/05

yukinoko

0
書籍、映画等の「経験財」が消費者からいかに時間を奪うかが重要なマーケティングであるということにぞくぞくした。 2007年までのデータであるので、若干古いがもっと踏み込んでもよいのではと。アニメについての考察がなく残念だった。2012/09/19

のの

0
コンテンツ毎になんとなくはまとめてあるけど、なんかもう一歩踏み込んで欲しい… そこまで経済・法・マネジメントではなく、現状まとめ2012/04/01

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