内容説明
世界20数カ国で翻訳された歴史書の金字塔。古代から現代まで、壮大なヨーロッパ史の知的散策。
目次
第1部 ヨーロッパ世界の“形成”―混沌から秩序へ
第2部 ヨーロッパ世界の“展開”―古代から中世へ
第3部 ヨーロッパ世界の“変革”―近世から近代へ
第4部 ヨーロッパ世界の“分裂”―近代から現代へ
第5部 ヨーロッパ世界の“再統合”―現代から未来へ
現代ヨーロッパ諸国の現状と建国略史
著者等紹介
マイ,マンフレッド[マイ,マンフレッド][Mai,Manfred]
1949年ドイツ南西バーデン・ヴュルテンブルク州シュヴァーベン高地の一農村ヴィンターリンゲンに生まれる。大小150冊を超える著作を持つ歴史家で、作家・文学者としてもよく知られている。現代ドイツで高名な著述家の一人。貪欲な関心を持ちつつ、きわめて広範な領域で精力的な著作活動を展開している。最近は舞台演劇などにも手を染めている
小杉尅次[コスギカツジ]
1942年静岡県天龍市(現浜松市)に生まれる。1961年静岡大学入学。2年後中退し、1963年東京神学大学へ編入学。学部・修士課程を経て、1968年大韓民国へ留学(ソウル大学・大韓神学大学修士課程)、1970年帰国。1977~1983年ドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)ハンブルク大学へ研究留学。1983年1月、同大からPh.D.取得、3月帰国。現在、静岡産業大学教授。専門は地球文明学/哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中島直人
2
(図書館)読了2023/02/26
なかち
0
ヨーロッパの切り分けは地政学的には根拠がない。武力重視のスパルタと民主制のアテネ。中世になって国王がキリスト教に改宗しだす。免罪符で財源を確保しようとした教会に激怒して二派に分かれる。ルイ十四世は国家を私物化、芸術によって統治。カントの登場、啓蒙主義と理性の時代。マルクスの考えをレーニンがアレンジしてソ連成立。ムッソリーニのファシズム独裁、行為こそすべて。ヒトラーは人種差別でポップスターに。二度の大戦でぼろぼろ、ヨーロッパ団結へ。イギリスプライド高すぎ。スカンジナビア・モデル。スウェーデン・モデル。2011/06/24
栗淳
0
★★★2010/07/04