内容説明
本書は、福祉レジームの異なる社会民主主義国（スカンジナビアモデル）、自由主義国（アメリカモデル）、保守主義国（ドイツモデル）そして日本を比較しながら医療と医療政策の概要を学ぶ。グローバル化と高齢化のなかでのレジームの在り方と医療を俯瞰し、我々の生きる日本の社会にとってふさわしい政策とは何かを考える。
目次
序章 医療経済・政策の比較分析視点
第１章 日本の医療と医療政策
第２章 スウェーデンの医療と医療政策
第３章 デンマークの医療と医療政策
第４章 米国の医療と医療政策
第５章 イギリスの医療と医療政策
第６章 ドイツの医療と医療政策
第７章 フランスの医療と医療政策
終章 収斂しつつある医療制度
著者等紹介
真野俊樹［マノトシキ］
１９６１年生まれ。１９８７年名古屋大学医学部卒業。１９９５年コーネル大学医学部研究員。２０００年英国レスター大学大学院でＭＢＡ取得。２００４年京都大学にて博士（経済学）取得。国立医療・病院管理研究所協力研究員、昭和大学医学部公衆衛生学（病院管理学担当）専任講師を経て、多摩大学統合リスクマネジメント研究所教授。名古屋大学医学部医学科客員教授、東京医療保健大学大学院客員教授、財団法人医療機器センター客員研究員などを兼任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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