内容説明
様々な対立や摩擦のたえない国際社会における国際法の役割とその実像を丁寧に解説。「実定国際法をひととおり明らかにする」という初版以来のスタンスを保ちつつ、新制度・新判例・新条約・新理論等を取り入れた、信頼あるテキストの最新版。充実した「巻末索引」で、学習効率もアップ。
目次
国際法の基本構造
国家の成立と変動
国家の基本的権利義務と管轄権
国家領域
海洋法
国際化地域と空域の利用
国際関係における国家機関
国際法における個人
国際機構
条約法〔ほか〕
著者等紹介
杉原高嶺[スギハラタカネ]
北海道大学名誉教授。京都大学名誉教授
水上千之[ミズカミチユキ]
元広島大学法学部教授
臼杵知史[ウスキトモヒト]
明治学院大学法学部教授
吉井淳[ヨシイアツシ]
明治学院大学国際学部教授
加藤信行[カトウノブユキ]
北海学園大学法学部教授
高田映[タカダアキラ]
東洋大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1
条約の実情が分かる。2021/12/17
トレジャー
1
著者は有名な近大の国際法学者。基本書として書かれており、かなり講学的な印象。論点ごとに学説・その反対説が対比して書かれており、論点整理をしやすい。国際法上の概念や論点自体の説明も平易であり、またその説明書きが文中のどの部分にあるのかも見つけやすい。ザ・基本書。2015/12/01
Moloko
1
公務員試験対策に読んだが、これを読めれば参考書がほぼ皆無の国際法の択一も解けるようになった。初学者でも読みやすく、難解な表現も避けているので、最初の一冊としては最適。2016/05/11