学習を促す組織文化―マルチレベル・アプローチによる実証分析

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641164130
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3034

目次

第1章 組織文化論の勃興―風土論と文化論の邂逅
第2章 「強い文化」論を論ぐる諸議論
第3章 組織文化と成果の関係(1)―強度アプローチの検討
第4章 組織文化と成果の関係(2)―特性・類型アプローチの検討
第5章 組織文化と組織学習
第6章 マルチレベル分析の意義
第7章 マルチレベル分析の手法
第8章 「学習を促す組織文化」の実証分析
終章 組織文化の機能と組織学習―マルチレベル分析からの考察とインプリケーション
付録 組織文化の定量的研究リスト

著者等紹介

北居明[キタイアキラ]
1967年、滋賀県長浜市生まれ。1990年、滋賀大学経済学部卒業。1995年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。現職、大阪府立大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スターライト

4
本書ではまず、似たような概念である「組織風土」と「組織文化」の違いを明確にするためにそれぞれの研究史を概説し、組織の社会的文脈を対象としていることは共通していると指摘。そのことを踏まえて組織文化と成果に関する関係の研究成果を紹介する。しかしそれらのシングルレベルの研究では限界があるとし、組織文化のメンバーへの影響とそれがどう組織レベルの成果に影響しているかを明らかにするマルチレベル分析が必要と主張する。それに基づいた調査は個人が組織に正の影響を与えているとは言い難いものだった。類似の研究結果増に期待したい2020/02/15

Mika Otomo

0
文化の分類が面白かった。途中の数式がいっぱいあったところは、ごめんなさいをしました(わからなーい)。2022/03/26

take

0
有効な組織文化特性 ①外部志向の文化が、良好な成果をもたらす ②目標達成を強調する文化が、良好な成果をもたらしている ③内容の柔軟性を強調する文化は、従業員のモラールを向上させる ④内部の安定性を志向する文化は有効ではない 組織学習 個人の知識が共有され、組織の行動が共有された知識に基づいていることが望ましい。 ・個人レベルの学習を促進する個人行動は、個人成果に影響する ・組織コミットメントは、個人行動に影響する ・組織文化は、個人の行動に影響する ・組織文化は、個人の組織コミットメン2016/09/03

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