近世の女性と仏教

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034951
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

男女差別があった近世社会において、女性たちは仏教といかに関わったのか。村の過去帳に見える尼僧、授戒会と女性、尼僧の仏道修行、女性が開基となった江戸府内寺院、盤珪と貞閑尼(俳人田ステ女)、道元と近世曹洞宗の尼僧、白隠の女性観・門下の女性禅者など、多彩な問題を論究。彼女らの活動を検証し、ジェンダーイコールな仏教の再生をめざす。

内容説明

男女差別があった近世社会において、女性たちは仏教といかに関わったのか。村の過去帳に見える尼僧、授戒会と女性、尼僧の仏道修行、女性が開基となった江戸府内寺院、盤珪と貞閑尼(俳人田ステ女)、道元と近世曹洞宗の尼僧、白隠の女性観・門下の女性禅者など、多彩な問題を論究。彼女らの活動を検証し、ジェンダーイコールな仏教の再生をめざす。

目次

第1部 村の尼僧たち(尼僧たちの位牌;村の寺院の過去帳に見える尼僧;大而宗龍の授戒会に集う女性たち ほか)
第2部 寺院の開基になった女性たち―『御府内寺社備考』より(『御府内寺社備考』と女性による寺院開基;天台宗寺院の特色と開基女性;浄土宗寺院の特色と開基女性 ほか)
第3部 近世の女性と禅宗(貞閑尼(俳人田捨女)と盤珪
道元のメッセージと近世曹洞宗の尼僧たち
白隠の女性観)

著者等紹介

菅原征子[スガワライクコ]
1942年群馬県桐生市に生まれる。1965年お茶の水女子大学文教育学部史学科卒業。1976年東京教育大学文学研究科日本史学博士課程単位取得退学。現在、群馬県文化財保護審議会専門委員・泉龍寺仏教文庫運営理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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