歴史文化ライブラリー<br> 神になった武士―平将門から西郷隆盛まで

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

歴史文化ライブラリー
神になった武士―平将門から西郷隆盛まで

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月22日 18時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642059466
  • NDC分類 172
  • Cコード C0320

出版社内容情報

彼らはなぜ祀られるようになったのか。その過程を読み解き、地域守護、治病利益など、さまざまな役割を担った〈神〉の全体像に迫る。

内容説明

死後、あるいは生きているうちから“神”となった武士がいる。彼らはなぜ祀られるようになったのか。祭祀・神格化の過程を読み解き、地域守護、治病利益、国家の忠臣など、さまざまな役割を担った“神”の全体像に迫る。

目次

「今以て生きてござる」―プロローグ
神になる武士
神格化という記憶のスタイル―記憶としての祭祀
アイデンティティの支え
武士を神に祀る民
武士身分の消滅と近代化のなかで―開放と収斂
生き続けてきた武士の記憶と祭祀―エピローグ

著者等紹介

高野信治[タカノノブハル]
1957年、佐賀県に生まれる。1985年、九州大学大学院文学研究科博士後期課程(史学専攻)単位取得退学。九州大学大学院比較社会文化研究院教授を経て、同大学名誉教授、特任研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

106
死後も人びとの心に生き続け深い影響を与える存在を、日本人は古くから神として祀ってきた。特に武士は偉人だけでなく、平将門を筆頭に多くの敗者や叛逆者も神とされてきた。「こんな人がいた」という記憶の継承だけでなく、家や地域や歴史上のシンボルとなる祭神とされたのだ。それは祀る者の立場を正当化する政治的思惑もあったが、現世利益を与えたり伝説や文芸で語られて民衆に支持されなくては本当の意味で神とはなれなかった。現代でも彼らに新たな価値を与えたいと望む人がいる限り、神格化の途切れることはないのが日本人の心性なのだから。2022/06/15

乱読家 護る会支持!

7
権威ある武士の神化、先祖崇拝としての武士の神化、地域の守護神としての神化、祟りを恐れての武士の神化など、神化のプロセスはさまざまのようです。 現代人に人気のある織田信長公は、神化しても多くの信仰を集めてはいない(建勲神社)し、同じく人気の維新の立役者・坂本龍馬さんは、霊山護国神社にひっそりと祀られていますが訪れる人は少ない(僕は好きな場所です)ですね。 人が創り出したフィクションから神化した武士もおり、死後の世界があるとすれば、その神化された武士本人からすれば「虚像にすがられてもなぁ」と思われてたりして。2023/02/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19323518
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品