読みなおす日本史
昭和史をさぐる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642065726
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C1321

内容説明

史料公開が進み、研究が盛んになった昭和史。政党政治の展開から満州事変、五・一五事件、二・二六事件、日中戦争、日米開戦、敗戦への道まで、昭和史の重要な転換点を一次史料で読み解き、事件の推移を解明する名講義。

目次

1 政党政治
2 満州事変と五・一五事件
3 二・二六事件とその後
4 日中戦争
5 日米開戦
6 敗戦への道

著者等紹介

伊藤隆[イトウタカシ]
1932年東京都生まれ。1961年東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めっかち

3
 昭和史研究の重鎮にして、実証主義研究の第一人者、伊藤隆先生の本。「東京裁判史観」にも「陰謀史観」にも偏らない歴史研究はとても優良。2022/10/22

くらーく

3
一次資料が読みにくくて。カタカナが入るとどうにも進まない。興味本位で読む本では無いようだ。2015/09/12

さとうしん

2
当時の要人の日記等の史料を中心に読み進める戦前の政治史講義。もとは朝日カルチャーセンターでの講義をまとめたものとのこと。「憲政の常道」成立から敗戦までのトピックを取り扱うが、前の版に収録されていたという「ロンドン軍縮会議」等四章が削られているのが残念。本書を読んで、宇垣一成は案外「やるやる詐欺」な人だったのかもしれないなとか、近衛文麿は首相とか責任のある地位さえ与えなければ普通に出来る人だったんだなと感じた。2014/03/26

ささらもさら

1
これもとてもよかった。開戦時の流れが知りたくて読みました。開戦前の御前会議でアメリカとの開戦にノリノリだったのは、東條英機(陸軍)だけだったのが面白かったです。昭和天皇は二度に渡り、平和裏にアメリカとの対話を継続するように伝えていますし、首相の近衛文麿も同じように対話の意志を示していました。そもそもアメリカから石油の輸出をストップされてるので、戦えるだけの資源が無い。誰も勝てるとは思っていません。しかし日本は周知の通り狂気そのものの戦争に突き進みます……いやあ怖い。良書です。2024/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7688183
  • ご注意事項

最近チェックした商品