エリア・スタディーズ
アメリカの歴史を知るための60章

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750313627
  • NDC分類 253
  • Cコード C0336

出版社内容情報

アメリカ史を理解する上で鍵となる60項目を最新の研究成果をもとにコンパクトに収録。「マイノリティの歴史的役割」や「世界史におけるアメリカ」に視点を置いた,従来の白人男性中心の歴史では埋もれていたアメリカ像を提示する。

1 先住アメリカ人の世界―1492年以前(最古のアメリカ人―モンゴロイドのアジアからの移動;先住アメリカ人の文化―その地域的広がりと多様性;1492年の先住民人口―異なる推定値が意味するもの)
2 先住アメリカ人・ヨーロッパ人・アフリカ人―1492‐1775年(ヨーロッパ人の植民活動―それは大西洋岸からのみ始められたのか;ヴァージニア植民地の建設―先住民インディアン側から見ると;ニューイングランド植民地の建設―「友好」の神話 ほか)
3 解放と抑圧の連鎖―1763‐1910年(対英抵抗運動の展開―エリートと民衆の「自由」への目覚め;アメリカ独立革命―解放と抑圧の戦い;新しい国づくり―国家連合から国民国家へ ほか)
4 「アメリカの世紀」―1898‐現在(米西戦争―民族解放戦争と帝国主義戦争との交錯;ハワイ併合―無視された先住ハワイ人の声;帝国主義時代の到来とアメリカ―ふみにじられたマイノリティの声 ほか)

内容説明

本書では、アメリカ史を理解する上で鍵となるような事象を、ほぼ時代順に60章に分けて取り上げ、それぞれについて現在第一線で活躍中の研究者が最新の研究成果を踏まえて自由に、ただし極めて限られたスペースのなかで解説するというスタイルがとられている。したがって、各章で取り扱われるトッピクも、取り扱う角度も、各執筆者の自由に委ねられているため、それぞれ個性的であり多様であって、一定の史観に基づいた通史とはなっていない。しかし、各執筆者の間には、これまでのアメリカ史の叙述が、しばしば白人男性中心の視点に偏っていたこと、そのためアメリカ史を担ってきた少数民族集団や社会集団の人びとが果たしてきた主体的役割が軽視されたり切り捨てられたりしてきたこと、したがってこれらの諸集団の役割と相互の諸関係を見直すとともに、世界史との関連のなかでアメリカ史を位置づけ、その全体像を構築する必要があること、これらの点では共通の認識がある。

目次

1 先住アメリカ人の世界―1492年以前(最古のアメリカ人―モンゴロイドのアジアからの移動;先住アメリカ人の文化―その地域的広がりと多様性;1942年の先住民人口―異なる推定値が意味するもの)
2 先住アメリカ人・ヨーロッパ人・アフリカ人―1492‐1775年(ヨーロッパ人の植民活動―それは大西洋岸からのみ始められたのか;ヴァージニア植民地の建設―先住民インディアン側から見ると;ニューイングランド植民地の建設―「友好」の神話 ほか)
3 解放と抑圧の連鎖―1763‐1910年(対英抵抗運動の展開―エリートと民衆の「自由」への目覚め;アメリカ独立革命―解放と抑圧の戦い;新しい国づくり―国家連合から国民国家へ ほか)
4 「アメリカの世紀」―1898‐現在(米西戦争―民族解放戦争と帝国主義戦争との交錯;ハワイ併合―無視された先住ハワイ人の声;帝国主義時代の到来とアメリカ―ふみにじられたマイノリティの声 ほか)

著者等紹介

鵜月裕典[ウズキユウスケ]
立教大学

佐藤円[サトウマドカ]
大妻女子大学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品