内容説明
ダムの「八ツ場」は、なぜヤンバと読まれるのか。「月ぎめ」の駐車場は、なぜ「月極」と書かれるのか。桜が「本日に」咲いたのはほんとうか。―日常のありふれた言語風景なのに、これまで論ぜられることのなかった問題を、さまざまの視点から考える十二章。
目次
ゲッキョク駐車場
におい彷徨
いかれた人はいただけます
ありにけり
八ツ場ダム
受診と聴取
詫びる?詫びない?日本人
接辞の陥穽
聞きまつがい
きらやか銀行
むかし・いにしえ
版づらの論理と美学
著者等紹介
工藤力男[クドウリキオ]
1938年秋田市生まれ。金沢大学法文学部、京都大学大学院文学研究科修士課程に学び、愛知県・大阪府の高等学校、広島女子大学文学部、岐阜大学教育学部、成城大学文芸学部の教壇に立った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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