目次
第1章 市街地の歩行者ゾーン整備(ドイツの諸都市で整備される歩行者ゾーン;交通ルールとネットワークを浸透させるには;歩行者空間整備のケース・スタディ;オープンカフェによる賑わい創出;まとめ)
第2章 住宅地の交通環境改善(交通環境改善の方策;ゾーン30の導入:グリンデルホーフ通りのケース・スタディ;シェアド・スペース:標識と信号のない空間;新たな試みと今後の展開)
第3章 魅力的な自転車交通(自転車政策を振り返る;自転車のための制度;自転車交通ネットワークの形成;自転車交通ネットワーク整備のケース・スタディ;長距離自転車道と自転車ツーリズム)
第4章 ボン市の成功例に学ぶ中心市街地の発展(ボン市はどのような都市なのか;中心市街地ではどのように空間配分を実施したか;改めて空間を再配分する計画)
第5章 ドイツの経験から何を学ぶか(地区レベルの交通空間整備:日本の経験;ドイツの経験と近年の動向;魅力と賑わいある都市空間への道:「あとがき」に代えて)
著者等紹介
エルファディング,ズザンネ[エルファディング,ズザンネ][Elfferding,Susanne]
1998年ボン大学(ドイツ)修士課程修了。1998~00年国際交流員(JETプログラム)として茨城県守谷町役場に勤務。2000~08年交通工学研究者として国土交通省や市町村のアドバイザー、ならびに慶應義塾大学における非常勤講師。2008年博士(工学、早稲田大学)。2008年~交通工学研究者たち、ハンブルク(ドイツ)在住
浅野光行[アサノミツユキ]
1968年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1976年建設省土木研究所道路部主任研究員。1978年建設省建築研究所都市施設研究室室長。1980年工学博士。1993年早稲田大学理工学部土木工学科(現・社会環境工学科)教授。1996年マサチューセッツ工科大学(米国)都市研究・計画学部客員研究員。2002~03年都市計画学会会長。2004年ペンシルバニア大学(米国)デザイン学部客員研究員
卯月盛夫[ウズキモリオ]
1978年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1978~81年シュトッツガルト大学(ドイツ)博士課程。その間、ハノーバー市役所、シュトッツガルト市役所勤務。1982~92年世田谷区都市デザイン室主任研究員。1992~95年世田谷まちづくりセンター所長。1985~10年早稲田大学芸術学校教授。1999年博士(工学、早稲田大学)。2004年ミュンヘン工科大学(ドイツ)客員研究員。2006年早稲田大学参加のデザイン研究所所長。2010年~早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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