出版社内容情報
経済学初学者のための入門書『はじめて学ぶ経済学』を最新の動向にあわせて全面改訂した第2版。基礎知識を精選し、平易に解説する。
経済学は、面白くて楽しい!
▼経済学初学者のための入門書『はじめて学ぶ経済学』を最新の動向にあわせて全面改訂した第2版。
▼経済学部はもちろん、会計・マーケティング・経営戦略などを学ぶ商学部や経営学部の皆さんにも必要なミクロ/マクロ経済学の基礎知識を精選、徹底して平易・丁寧に解説する。
▼また、ゲーム理論や情報の経済学など新しい動向を加え、環境・資源問題や経済格差など現代日本の政策課題もわかりやすく解説。
▼身近なトピックを扱うコラム「そこが知りたい!」も充実。
第1部 ミクロ経済学を学ぶ
第1章 市場とは何か
1 経済学と経済モデル
2 家計と企業
3 市場の構成と循環
4 合理的経済人とは何か
5 コストとベネフィット
6 機会費用とは
第2章 需要を考える
1 需要曲線とは
2 需要曲線のシフト
3 需要の価格弾力性
4 需要の価格弾力性の決定要因
5 弾力性と企業収入――価格戦略について
第3章 供給を考える
1 供給曲線とは
2 供給曲線のシフト
3 供給の価格弾力性
4 供給の価格弾力性の決定要因
第4章 市場における価格の役割
1 市場価格の決定
2 均衡価格の変動
3 完全競争市場
4 資源配分の効率性
第5章 市場の現実
1 市場の現実と価格支配力
2 独占市場
3 寡占市場の分析とゲーム理論
4 政府による価格規制
第6章 市場の失敗
1 市場の失敗
2 公共財
3 外部効果
第7章 情報の経済学
1 情報の非対称性
2 逆選択
3 モラルハザード
第2部 マクロ経済学を学ぶ
第8章 経済循環とマクロ経済
1 マクロ経済学から経済活動を見る
2 経済活動を経済循環図で捉える
3 生産物市場と労働市場の関連
4 経済循環と金融システム
第9章 経済活動の大きさを測る
1 国内総生産(GDP)
2 生産面からみたGDP
3 分配面から見たGDP
4 支出面からみたGDP
5 三面等価の原則
6 名目GDPと実質GDP
第10章 国内総生産はなぜ変動するのか
1 総需要がGDPの水準を決める
2 経済を動かす4つのエンジン
第11章 経済活動の安定性を左右する要因
1 消費需要は安定的
2 投資需要は不安定
3 政府支出は社会の必要に左右される
4 輸出・輸入も総需要を変動させる
第12章 経済活動と金融
1 経済循環と貨幣
2 金融機関と経済活動
3 日本銀行の役割
4 海外部門と金融取引
第13章 経済政策の効果
1 財政政策の効果
2 財政政策の有効性
3 財政赤字の問題
4 金融政策の効果
5 非伝統的金融政策
第14章 グローバル経済を考える
1 オープン・マクロ経済学
2 為替レートの変動要因
3 貿易・金利・為替
4 輸出構造の変化と日本経済
第15章 現代経済の課題
1 経済格差の諸問題
2 環境と経済活動
3 日本の人口問題
【著者紹介】
関谷 喜三郎
日本大学商学部教授。
1973年日本大学法学部卒業、1978年日本大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。
内容説明
経済学部はもちろん、会計・マーケティング・経営戦略などを学ぶ商学部や経営学部の皆さんにも必要なミクロ/マクロ経済学の基礎知識を、徹底的にやさしく説明。さらにゲーム理論や情報の経済学など新しい動向を加え、環境・資源問題や経済格差など現代日本の政策課題もわかりやすく解説。
目次
第1部 ミクロ経済学を学ぶ(市場とは何か;需要を考える;供給を考える;市場における価格の役割;市場の現実;市場の失敗;情報の経済学)
第2部 マクロ経済学を学ぶ(経済循環とマクロ経済;経済活動の大きさを測る;国内総生産はなぜ変動するのか;経済活動の安定性を左右する要因;経済活動と金融;経済政策の効果;グローバル経済を考える;現代経済の課題)
著者等紹介
関谷喜三郎[セキヤキサブロウ]
日本大学商学部教授。日本大学大学院商学研究科博士課程修了。日本大学商学部助教授等を経て現職
安田武彦[ヤスダタケヒコ]
日本大学商学部教授。日本大学大学院商学研究科博士課程満期退学。日本大学商学部准教授を経て現職
大木良子[オオキリョウコ]
日本大学商学部助教。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。北海道大学大学院法学研究科特任准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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