出版社内容情報
奇跡的に残った、ノスタルジックな街。昭和50年の文化財保護法の改正によって、城下町、宿場町、門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになった。
あれから40年以上が経ち、全国で100を超える地域が伝建地区に指定された。それらの特徴を美しい写真とイラストで表現することで、豪雪地帯ならではの工夫、夏の暑さを和らげる工夫、地域ごとに異なる火災から建物を守る工夫など、その街の魅力(見所)が一目でわかるように紹介。
内容説明
日本全国に国が太鼓判を押す古くて美しい町並みが残るエリア(重要伝統的建造物群保存地区)が多数あります。本書はそのエリアとともに独自基準で選んだ全119カ所の美しい町並みを取り上げています。写真とともに町の特色を知るためのポイントをイラスト図解していますので、訪れたときに確認してみてください。
目次
北海道・東北
関東
甲信越
北陸
東海
関西1(京都・滋賀)
関西2(大阪・兵庫・奈良・和歌山)
中国
四国
九州1(福岡・佐賀・長崎)
九州2(大分・宮崎・鹿児島)・沖縄
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
150
はぁ…やっぱり昔からある建物が好き(*´-`*) 長野の馬籠宿、埼玉川越、京都の町並みや倉敷美観地区、鹿児島の武家町あたりは行ったことがありました。どの町並みも好きすぎて辛い。金沢はやっぱりいつか行きたい憧れの地✨ しかしなぜ熊本が1箇所も取り上げられてないのか…( ᵕ ᵕ̩̩ )京都の1ページ分ぐらい譲ってくれてもいいじゃん…2020/02/22
よこたん
49
金沢の町と倉敷美観地区、学生の頃訪れた時とほぼ変わらない景色に驚く。ずっと守り続け、変わらずに維持することは、新しく変えていくよりもきっと難しい。それにしても、訪れたこともない町にも懐かしさを覚えるのは何故なのだろう。瓦屋根や茅葺き屋根の連なる町並み、何処かへと続く小路や水路。遠い昔から続く、誰かが行っては来た道。川越、奈良井、近江八幡、竹原に行ってみたい。きっと昔から変わらない味もそこにある。ただ、これらの町のあたりには景観を守るための厳しい規制があるのだろうと、地域の方々の苦労もしのばれた。2018/04/21
momogaga
45
ブックカフェ。昔から街並みが残っている宿場町、城下町、寺町など、旅情を起こさせる町が紹介されています。他の本と違うのは建築様式が詳しく説明されていることです。眺めるだけで満足できました(^0^)。2020/11/06
リコリス
41
ガス灯の灯りが素敵な山形県銀山温泉、タイムスリップしたような長野県奈良井、川沿いの茶屋建築が美しい石川県主計町、圧倒的な存在感の岐阜県白川郷、大好きな京都産寧坂、祇園新橋、のんびりと過ごせる奈良県奈良町、良妻賢母の武士の奥さんがでてきそうな宮崎県飫肥、ブーゲンビリアが眩しい沖縄県竹富島。どうしよう、まだまだ行きたいところがたくさん!(笑)2018/02/18
山田太郎
39
割と一つ一つはあっさりとたくさん紹介されてます。ほとんど行ったところないので行きたいもんだと思いながら読むけど、多分いったら案外なにもないなと文句言いそうな気がしないでもない。2018/08/11