罪と罰の哲学的考察―刑事裁判の時間論について

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  • サイズ A5判/ページ数 443p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771026377
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

目次

序 問題の所在
第1部 刑事裁判の基礎理論(刑事裁判における二つの流れ―「犯罪から刑罰へ」と「刑罰から犯罪へ」;刑事裁判と法理論;刑事裁判と正義論;刑事裁判と想起過去論)
第2部 刑事裁判と刑事訴訟(法)論(事実認定の基礎理論;事実認定論と刑事訴訟(法)論者)
第3部 刑事裁判の諸問題(実体的真実論と訴訟法的(手続的)真実論
当事者主義と被告人
事実認定と証明基準論
訴因制度と構成要件論
冤罪論と事実認定論)
第4部 刑事裁判論のための時間論小史(A.アウグスティヌスの時間論;I.ニュートンの時間論;I.カントの時間論;M.ダメットとR.ローティの時間論;L.ウィトゲンシュタインの時間論;E.フッサールの時間論;大森荘蔵と野家啓一の時間論)

著者等紹介

吉田宜路[ヨシダノリミチ]
1934年東京に生まれる。1964年同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、名古屋学院大学名誉教授。日本法哲学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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