内容説明
Webアプリケーション開発の「基礎の基礎」をしっかり学べる入門書。通信技術とソフトウェア開発技術の両面から、Webシステムのしくみをひとつひとつ確実に解説。
目次
0 プロローグ
1 「Webアプリケーション」とは何か
2 Webはどのように発展したか
3 HTTPを知る
4 CGIからWebアプリケーションへ
5 Webアプリケーションの構成要素
6 Webアプリケーションを効率よく開発するための仕組み
7 セキュリティを確保するための仕組み
8 おわりに
9 付録
著者等紹介
小森裕介[コモリユウスケ]
ウルシステムズ株式会社シニアコンサルタント。2000年、東京工業大学工学部情報工学科卒業。独立系システム開発会社でのSE・技術コンサルタント経験を経て、現職にて技術支援やPM支援、ビジネス企画支援などを幅広くこなす。2005年からオープンソースソフトウェア開発活動に興味を持ち、Seasarプロジェクトにてコミッタやカンファレンス講演者として活動中。同プロジェクト配下でリッチクライアントフレームワーク、Urumaを立ち上げ開発を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
39
刊行から10近く経ってはいますがWeb技術(3層構造などソフトウェアだけでなくインフラ含めて)を、黎明期からの発展の歴史含めてここまでわかりやすく纏めてくれていることに感動と感謝を感じる一冊でした。今後も基本に立ち戻るために手に取ることになりそうです。2019/11/03
Naoko Hosokawa
16
「プロになるための」を見過ごして、入門書と勘違いして買ってしまいました。悔しいので無理やり読みましたが、面白かったです。知らない事だらけでしたが、ググりながら読みました。後半はきつかったです(笑)wwwやHTTPを作った人、ここに出てくる人達がまだ生きていて活躍している。Webの歴史だけど、まだ偉い人が実在しているという楽しさ!あと、なんとなくですが、構図がわかった。プログラム、ずっと見てると目が慣れてきますね。2020/11/28
masabi
16
【概要】webシステムを支える技術の歴史的経緯を踏まえて解説する。【感想】個々の技術は研修やら何やらで触れたことはあっても、それらが全体でどう協同しているかについては知らなかったので、本書を読んで学びがあった。2019/07/12
baboocon
8
超速読で読了。2016/11/07
かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
6
Ruby on Railsの勉強をしていて、「REST」がいまいちわからなかったので、いろんなブログなどで紹介されている本書を手にとってみた。 実際にプログラムを書いて画面を動かすことができるけど、それがどのような仕組みで動いているのか、そもそもRailsといったようなフレームワークってなんなんだろうという疑問に答えてくれるので、非常に勉強になった。 自分と同じくRuby on Railsを勉強しはじめたばかりの人に読んでほしい。Webアプリとは何かが理解できる。2018/08/08