語りと騙りの間―羅生門的現実と人間のレスポンシビリティー(対応・呼応・責任)

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779503474
  • NDC分類 041
  • Cコード C1036

内容説明

だれが“語る”ことが“真実”なのか。さまざまな学問分野から、力強さと危うさをともなう“語り”に着目し、人間の豊穣さの回復を目指す。

目次

序論 ことばが人に届くとき―“知の問い直し”としての“語り”
第1部 語りが生みだす「ともに生きる世界」(語りと騙りの間を活かす―セラピーの場で;看護師に内在する語りと傾聴の様相;演劇と語り―声と身体の共振・共酔の世界)
第2部 語りを可能とする仕掛け(リーダー人物の語りとリーダーシップ現象の時空間―世代継承的夢の語り;叙事詩の語り口―日本人が「語る」チンギス・ハーン;語りと成熟の仕掛けとしての地域社会―中高年におけるコンボイの形成と自己の語り直し)
第3部 実践のなかの語り(地域ブランドと「語り」―「語り」が地域で果たすもの;建築の創作における語り;言葉のなかの倫理的なまなざし―組織の語りと不祥事;語りと再帰性―語りから社会・制度へ―社会・制度から語りへ)

著者等紹介

金井壽宏[カナイトシヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科教授

森岡正芳[モリオカマサヨシ]
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心身発達専攻教授

高井俊次[タカイトシツグ]
室蘭工業大学大学院工学研究科公共システム工学専攻教授

中西眞知子[ナカニシマチコ]
中京大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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もん

0
序論辺りの内容がおもしろかったです。「羅生門的現実」や語り手の認識によって現実が再構成していく語りや騙りについて、各方面からなされる分析など、ボリュームのあるものとなっています。2011/10/28

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