トヨタ・イン・フィリピン―グローバル時代の国際連帯

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トヨタ・イン・フィリピン―グローバル時代の国際連帯

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784514687
  • NDC分類 366.66
  • Cコード C0030

内容説明

日本ではほとんど知られていないが、世界の労働界ではよく知られているフィリピントヨタ社の労働争議。労働権を侵害した世界最大級の自動車メーカーが、現地政府を脅して意のままにするという絵に描いたような構図が、争議を政治的なものにした。資本の自由か規制か。企業の利益か労働者の基本権か。支援の波は、多国籍企業を規制しようとする潮流にのって日本から世界へと広がる。

目次

第1章 フィリピントヨタ社(フィリピントヨタ社の設立;フィリピントヨタの労働者たち;一九九二年のビクータン工場;カラバルソンの開発)
第2章 若者たちは闘う(フィリピントヨタ労組の前史;新組合の結成;ストライキに突入;弾圧がはじまる)
第3章 飛び散る火種(争議は日本へ;連帯は広がる;困難に挑戦しよう;希望が見えた)
第4章 どちらの道を選ぶのか(多国籍企業の規制;二〇〇〇年代のトヨタ;アロヨ政権と日本)
第5章 闘いは国境を越える(さらに強い絆で;新たな危機;承認選挙の実施;グローバルキャンペーン)

著者等紹介

遠野はるひ[トオノハルヒ]
1951年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。「アジアの女たちの会」などで、多国籍企業の労働問題、買春観光・基地買春・移住労働者などの調査・支援活動をする。現在は「横浜アクションリサーチセンター」代表、「ピープルズプラン研究所」運営委員。「フィリピントヨタ労組を支援する会」、「オルタモンド」事務局で多国籍企業の規制にとりくむ

金子文夫[カネコフミオ]
1948年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。横浜市立大学教員。「横浜アクションリサーチセンター」で、日系多国籍企業、日本のODA、FTA、東アジア共同体、国際連帯税などについて研究する。「フィリピントヨタ労組を支援する会」事務局、「オルタモンド」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。