内容説明
米国・ＥＵ・日本の独禁法の現状を詳しく分析し、国際的に通用する実務対応のスタンダードを解説する。
目次
序章（独禁法国際実務とは何か；方法論の確立 ほか）
第１章 米国・ＥＵ・日本の独禁法の基礎知識（米国反トラスト法の基礎知識；ＥＵ独禁法の基礎知識 ほか）
第２章 カルテルの国際的規制（カルテルの概念はどのように変貌したか；当局の審査活動はどのように行われるか、どう対応すればよいか ほか）
第３章 企業結合の国際的規制（企業結合規制の考え方はどのように変貌したか；事前届出の準備はどのように行ったらよいか ほか）
第４章 国際水準の独禁法コンプライアンスの構築（合理の原則による分析はどのように行えばよいか；競争者間の提携はどのように分析すればよいか ほか）
著者等紹介
上杉秋則［ウエスギアキノリ］
１９７０年東京大学法学部卒業、同年公正取引委員会事務局入局。１９７３年米国ペンシルバニア大学ロースクール法学修士（ＬＬ．Ｍ）。取引部長（１９９７年～）、審査局長（２０００年～）、経済取引局長（２００２年～）を経て、２００３年から事務総長。２００６年６月退官。現在、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所シニア・コンサルタント、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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