出版社内容情報
障害の深さを知る、ホンネの階段
障害についてかかわりをもつ。「当事者」の声に耳をすませてみませて聞き取ってみる。すると、自分の「当事者」性すら浮かび上がってくるのだ――『コトノネ』の大好評連載「ぶっちゃけインタビュー」が待望の書籍化。
【執筆者】里見喜久夫/荒井裕樹/伊藤亜紗/稲垣えみ子/岡田美智男/小川さやか/熊谷晋一郎/最首 悟/坂口恭平/須藤シンジ/東田直樹/松永正訓/向谷地生良/六車由美/森田真生/安田 登
目次
1 当事者である/になること(須藤シンジ―「ファッション」は、障害を超える;坂口恭平―「ホームレス」と「ライフレス」;東田直樹―地下水が聞こえる ほか)
2 ケアが生まれる(向谷地生良―病む「つらさ」病まない「むなしさ」;六車由実―ようこそ、驚きの介護民俗学へ;岡田美智男―「弱いロボット」だから、できること ほか)
3 「わかる」とは何か(熊谷晋一郎―「用無し」の不安におびえる者たちよ;伊藤亜紗―見えるから見えない世界 見えないから見える世界;小川さやか―借金をしよう。返さず生きよう ほか)
著者等紹介
里見喜久夫[サトミキクオ]
1948年、大阪府生まれ。株式会社ランドマーク、株式会社コトノネ生活などの代表取締役。2012年、季刊『コトノネ』を創刊、発行人・編集長。自然栽培パーティ(一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会)、全Aネット(NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会)の設立にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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