出版社内容情報
こんな雲、見たことない！ 猛烈な竜巻や、巨大レンズ雲、宇宙から撮った積乱雲、ジェット戦闘機の衝撃波雲など、超レアな雲写真約90点を紹介。ファン必携の書。
内容説明
超強力竜巻や、巨大レンズ雲などの壮大で美しい雲のほか、宇宙から撮った積乱雲、戦闘機の衝撃波雲、ハリケーンの目の内側などの超レア写真も収録。約９０点の写真を紹介、科学的に解説するファン必携の書。
目次
１ 雲を上から見る（雲の大洋；人口希薄地帯のロール雲 ほか）
２ 奇妙な形の雲（ストーム・クラウドの雲底にできた乳房雲；高積雲の衰退 ほか）
３ 光の効果（黄金色の光環；上空から見た光輪 ほか）
４ 劇的な雲たち（空に浮かぶ銀色の波；モンタナ上空のスーパーセル ほか）
５ 人間によって作られた雲（煙状雲；楽譜の空 ほか）
著者等紹介
ハンブリン，リチャード［ハンブリン，リチャード］［Ｈａｍｂｌｙｎ，Ｒｉｃｈａｒｄ］
１９６５年生まれ。サイエンス・ライター。エセックス大学およびケンブリッジ大学卒。その著書『雲の「発明」』（邦訳は扶桑社刊）はＬＡタイムズ賞を受賞、サミュエル・ジョンソン賞の候補作となった。ロンドン在住
村井昭夫［ムライアキオ］
石川県金沢市生まれ。信州大学卒。気象予報士Ｎｏ．６９２６。雲好き高じて気象予報士に。日本雪氷学会、日本気象学会会員。Ｍｕｒａｉ式人工雪結晶生成装置で２００７年日本雪氷学会北信越支部雪氷技術賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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のっち♬
123
世界中の雲愛好家らによって撮影された「驚くべき」空の諸現象。画像加工が横行する昨今の写真事情の中、信頼性を確保するための吟味や選出だけでも労力は相当なもの。その光と雲が演出する美しくも神秘的な光景は日本ではまずお目にかかれないもので、バリエーションの豊富さに加えて宇宙や飛行機からといった視点も交えて見応えのある貴重な写真集になっている。細胞のような層積雲の配列、上空から眺める穴あき雲、万華鏡のような光学現象、不気味でドラマチックな4章のレンズ雲・アスペリタス雲・スーパーセルなどは目に焼き付くような鮮烈さ。2021/10/22
booklight
37
英国のサイエンスライターが小さな光学現象から大スケールの気象現象まで、全世界から興味深い雲の諸現象を集めたもの。雲鑑賞協会（The Cloud Appreciation Society）に投稿されたものを含め集めているので「雲の上から見る」「奇妙な形の雲」「光の効果」「劇的な雲たち」「人間によって作られた雲」と実に幅広い。雲を見ていると物語を感じてしまってワクワクする。表紙の写真は諸国乱立の勃興期のように見えるし（実は高積雲の衰退期）、パタゴニアのレンズ雲には、これから始まる大合戦の緊張感が感じられる。2021/05/05
Ｍａｉラピ
23
とにかくすごい！一見の価値ありです。いやぁ～すごいな。2011/10/28
瑪瑙（サードニックス)
18
雲って形をどんどん変えていき、その一瞬だけの不思議な姿や美しい姿を見せてくれて、時に感動させてくれるものです。私も又そんな雲を暇な時はボンヤリ眺める事が好きな少女でした。この本では世界中の珍しい雲の姿を見る事ができました。特に乳房型の雲や、ＵＦＯ型、ロール雲などが印象に残りました。中にはおどろおどろしい雲もあり、よく映画などで良くない事の起きる前触れのシーンに使われそうな情景で、実際にそんな雲があるのだと驚きました。2012/02/19
魚京童！
16
ラピュタは載ってなかった…。2014/01/18
