歴史新書
なぜ、地形と地理がわかると幕末史がこんなに面白くなるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800313362
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0221

出版社内容情報

好評の「地形と地理」シリーズ最新刊。2018年は明治維新150年に加え、大河ドラマ「西郷どん」にあわせて、幕末史を刊行。西郷隆盛が活躍した明治10年の西南戦争までを範囲とし、「なぜ、その場所だったのか」という観点から、政治史だけでなく、経済や文化、人物もテーマとして取り上げる。

内容説明

ペリー来航から西南戦争まで。「なぜ、その場所だったのか?」から見直すと、幕末維新期の複雑な人間関係がよくわかる!政治・経済・文化・社会―新しい歴史の楽しみ方。

目次

第1章 激動の幕末動乱 1853~67(なぜ、ペリーは江戸に直接来なかったのか;なぜ、ロシア軍艦は対馬を占領したのか;なぜ、箱館は幕府直轄となったのか ほか)
第2章 揺れる明治新政府 1868~77(なぜ、鳥羽・伏見が最初の決戦の場となったのか;なぜ、徳川慶喜は大坂城から海路で退却したのか;なぜ、新政府軍は三つのルートを使用したのか ほか)
第3章 大名・志士をめぐる謎(なぜ、ジョン万次郎は鳥島に漂着したのか;なぜ、千葉周作道場界隈をお玉が池と呼んだのか;なぜ、多摩から新選組が出たのか ほか)
資料編

著者等紹介

大石学[オオイシマナブ]
1953年、東京生まれ。東京学芸大学卒業。同大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得。現在、東京学芸大学教授。NHK大学ドラマの時代考証を担当。2009年に時代考証学会を設立し、同会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

乱読家 護る会支持!

5
ペリーが江戸湾に入らなかったのは国際法にある「内海への侵入禁止」を遵守したから。 海軍伝習所は、オランダ人を招ける唯一の場所だから長崎に築かれた。 和宮は、東海道より道幅が狭く安全な中山道を選んだ。 新政府は漁場獲得の為、樺太を捨て、千島諸島を選んだ。 50の著者の質問から幕末期を学ぶんやけど、いまいち回答がズバリという感じではなく、、、質問から入るやり方には、この著者はむいてないんじゃね?2018/06/14

ゆう

5
地形、地理はあんまり書かれてなかった。教科書みたいにつまみ食いするような感じで、深く掘り下げていないのであんまりおもしろくなかった。全然知識がないわたしにとっては最低限の常識を知るためにちょうどよかったかな。2017/12/21

Myan2Myan

4
さらっと読むには良いですが、薄い本なので、「こんなに面白くなるのか!」という程では無かった。2018/09/02

みこ

3
以前から気にはなっていたシリーズ。はっきり言えば期待はずれ。 この地形だったからこういう歴史の流れになったんだというブラタモリ的なものを期待していたのに殆ど幕末史の表面をなぞっただけの内容。とりあえず他のシリーズは買う必要なさそう。2018/03/03

あんこ

2
タイトルに騙された。あんまり「地形、地図」は関係なかったな。内容も私には初歩的すぎた…。2017/11/26

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