出版社内容情報
広い世界史的な文脈から人類諸社会の経済を俯瞰し、
人類学と経済学さらに諸研究分野とのあいだのつながりを探り、
20世紀後半の世界の経済状況を詳細に分析しつつ、
現代社会のなかで「経済人類学」が何をなしえるのかを深く考察しながら、
「人間の経済」とは何か、その本質と展望をえがく。
クリス・ハン[クリスハン]
原著
キース・ハート[キースハート]
原著
深田淳太郎[フカダジュンタロウ]
翻訳
上村淳志[ウエムラアツシ]
翻訳
内容説明
広い世界史的な文脈から人類諸社会の経済を俯瞰し、人類学と経済学さらに諸研究分野とのあいだのつながりを探り、20世紀後半の世界の経済状況を詳細に分析しつつ、現代社会のなかで「経済人類学」が何をなしえるのかを深く考察しながら、「人間の経済」とは何か、その本質と展望をえがく。
目次
第1章 導入―経済人類学
第2章 古代世界からインターネット時代までの経済
第3章 近代経済学と近代人類学の興隆
第4章 経済人類学の黄金期
第5章 形式主義‐実体主義論争以後
第6章 不平等な開発
第7章 社会主義的なオルタナティブ
第8章 一つの資本主義世界
第9章 私たちはここからどこへ向かうのか
著者等紹介
ハン,クリス[ハン,クリス] [Hann,Chris]
1953年、イギリス、ウェールズ、カーディフに生まれる。ケンブリッジ大学にて博士号取得(社会人類学)。社会人類学者。マックス・プランク社会人類学研究所所長、オスロ大学教授
ハート,キース[ハート,キース] [Hart,Keith]
1943年、イギリス、マンチェスターに生まれる。ケンブリッジ大学にて博士号取得(社会人類学)。社会人類学者。プレトリア大学客員教授。ロンドン大学名誉教授
深田淳太郎[フカダジュンタロウ]
1977年、神奈川県に生まれる。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(社会学)。三重大学人文学部准教授。専攻は、文化人類学、オセアニア地域研究
上村淳志[ウエムラアツシ]
1975年、東京都に生まれる。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、修士(社会学)。高崎経済大学経済学部非常勤講師。専攻は、文化人類学、ラテンアメリカ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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