目次
世界の「マンガを教える学校」をめぐって(藤本由香里)
大学とマンガ教育(竹宮惠子)
対談 大手前大学でマンガを学ぶということについて(倉田よしみ×佐藤晴美)
韓国における漫画教育の現状と展望―青江文化産業大学の例を中心に(梁慧琳)
中国漫画教育の現状報告(斉夢菲)
文化工作とまんが教育(大塚英志;山本忠宏;蔡錦佳;鈴木麻記)
全体討論 なぜ学校でマンガを教えるのか?
著者等紹介
石毛弓[イシゲユミ]
1970年生まれ。博士(哲学)。大手前大学教授。専門は、西洋哲学
小林宣之[コバヤシノブユキ]
1953年生まれ。大手前大学教授。専門は、十九世紀フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラウリスタ~
14
2018年のシンポジウムより。京都精華大と大手前大学で、2006年ごろから出来たマンガ学部。プロを目指す専門学校との違い(大手前大学は入試に実技がないから、マンガを好きなだけの学生も多い)。韓国のウェブ漫画は0年代に突如発達、トップ作家の平均年収は2000万円、プロ底辺で20万、そんな金が回っているんかい。欧州・米、日本、韓国という感じで、読まれる速度(と絵の密度の薄さ)が上がるのかな?何の歴史もなかったところに突如出現してしまうマンガ文化の恐ろしさと(韓国では紙漫画家とは断絶)新興国での可能性を感じる。2021/03/05