目次
序論 福祉的就労障害者の働く権利と機会の拡大をめざして
第１編 海外諸国における障害者就労の現状と労働法適用状況（アメリカ；イギリス；フランス；ドイツ；オランダ；デンマーク；障害者の保護雇用にかかわるＥＵ法政策と労働者保護―労働の機会と質の確保をめざして；海外諸国における一般雇用と保護雇用（就労））
第２編 日本における障害者就労の現状と課題（福祉的就労支援現場の現状と課題；福社的就労見直し提案の経緯；経済政策的観点からの検証；福祉的就労の多様な実態に応じた労働保護法上の課題；福祉的就労者の労働者性と個別的労働関係法の適用；障害者就労で福祉政策と労働政策の一体的展開をいかに実現するか；国際的動向からみるおｋんごの課題と方向）
著者等紹介
松井亮輔［マツイリョウスケ］
法政大学名誉教授
岩田克彦［イワタカツヒコ］
国立社会保障・人口問題研究所特任研究官、（前）職業能力開発総合大学校専門基礎学科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Shun
2
福祉的就労と一般就労との定義の差異も曖昧なまま購入。就労継続支援Ｂ型での働き方の実状を、欧米各国と比較法の観点から斟酌し、国内の課題に言及し、制度変更のための提言についてまとめている。誰もが明日なり得る障害者の権利と安寧、所得の保障を考える上で貴重な書物である。 障害者の認定制度と障害年金給付要件のあり方について、一律給付ではなく、就労に及ぼす影響の観点から受給者適格性を評価するべきではないかと疑問が湧いてきた。2016/11/03
