内容説明
初の国産劇映画『ピストル強盗清水定吉』(明治32年)から、終戦直前に公開された『北の三人』(昭和20年8月)まで、戦前の劇映画17000本を集大成したデータ資料集。従来知られることの少なかった中小プロダクションや地方製作会社の作品も収録。本文はタイトルの五十音順、主題曲やエピソード、社会的影響なども記載。巻末に「封切順作品一覧」が付く。
著者等紹介
朱通祥男[シュツウアキオ]
1942年東京市芝区田村町生まれ。65年日本大学芸術学部映画科卒業。(株)ヨーカ堂勤務を経て、70年埼玉県立博物館の学芸員(民俗学・美術)。4つの県立博物館を歴任し、2003年県立文書館・副館長を最後に、埼玉県職員を定年退職。1985年以来ライフワークとしていた戦前期の日本映画のデータ収集を本書に結実させた。現在はイラストレイターとしてデザイン事務所「天気晴朗舎」を開業
永田哲朗[ナガタテツロウ]
1931年北海道釧路市生まれ。55年早稲田大学法学部卒業。出版社を経て、70年出版ビジネス、75年永田社を各設立。月刊誌「旅と酒」「焼酎」「熱血小説」等、書籍「経絡の原典」「現代ビジネス・トレンド」「吉原風俗資料」ほか発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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