出版社内容情報
「文化」が流動化するグローバル時代の日本人のアイデンティティとは?\「過去」の軌跡を照らしながら、現在を問い直し、未来を展望する。
内容説明
「文化」が流動化するグローバル時代の日本人のアイデンティティとは?「過去」の軌跡を照らしながら、現在を問い直し、未来を展望する。
目次
グローバル時代における自己認識―「ナショナル・アイデンティティ」への新しい視角
第1部 「日本的なもの」と国民国家(出雲と近代日本―もう一つのアイデンティティの道;世界文化遺産と日本の文化財保護史―御物と陵墓の非国際性;精神の「脱亜」―近代日本におけるナショナル・アイデンティティの成立とその射程)
第2部 グローバル社会の「文化」(グローバル時代の地域文化;文化複合とアイデンティティ―グローバル時代の日本「文化」;留学と異文化理解―日本の「文化」理解と中心に)
第3部 新しい時代の「日本人」(日本人のアイデンティティと「国籍」―新たな「国民」概念の模索;「文化」としての日本人―日本人のアイデンティティへの一つの示唆)
著者等紹介
園田英弘[ソノダヒデヒロ]
1947年生まれ。国際日本文化研究センター教授
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