チェンバレンの琉球・沖縄発見

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チェンバレンの琉球・沖縄発見

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829506936
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

半世紀にわたってチェンバレン研究を専門分野としてきた著者が、「チェンバレンの日本学」をわかりやすく解説。チェンバレンが書いた琉球見聞録「琉球?その島と人々」を読みやすいように翻訳して収録する。



バジル・ホール・チェンバレン(1850-1935)

イギリスの日本研究家。明治時代にお雇い外国人として来日、以後38年間日本に滞在し、古事記の英訳、琉球の研究で数々の著作を残した。東京帝国大学名誉教授。『琉球航海記』で知られるイギリス軍人バジル・ホールの孫。

? チェンバレンと琉球弧との繋がり

那覇港に降り立った壮年期の学究/祖父キャプテン・ホールの古典的名著/ウランダー墓に眠る一水兵の霊/私から皆さんへのチャレンジと課題/旧薩摩武士、今県令との会見/異聞、生麦事件との関わり/薩摩より板良敷への出頭命令?その真因とは/薩英戦争の「新」解釈/旧都首里へ?「おもろさうし」の発見/尚家の面々との会見/松山御殿へ/尚典王子に招かる/冊封使歓待様式の宴/はつか正月と遊郭/ウチナー芝居を観る/平民、農民との接触、その習俗?馬上のチェンバレン/琉球国の進むべき道?チェンバレンの見解/琉球の民はチェンバレンの「祈るような気持」に答えたのだろうか



? チェンバレンの琉球・沖縄見聞録

地理と風土(北東諸島/七島/中央諸島または琉球/先島諸島/明治中期の人口構成/地勢/動物相/気候)/歴史と民族的特性(伝承の古琉球/中国の古記録/日琉関係/秘伝?英雄為朝像/三山への経緯/薩摩の触手/身分制度の確立/迫り来る異国船/「琉球問題」の淵源/琉球国併合/私見?琉球の進むべき道/共通する神代史、古代史/原始日琉民族の影/琉球人の民族的特異性)/住民の風俗習慣(女性の入れ墨と結髪/頭上に物を運ぶ奇習/貴婦人、平民の女性/遊郭、遊女/はちか正月/精霊の日、墳墓,葬礼/泣き女/洗骨と厨子甕/祖先崇拝/迷信/婚姻の奇習/飲食品/生活環境、様式/古都首里の景観/畜産/村落形態/文明開化の兆し/交通機関/海上運輸/島人の気質の実像/主産業/芸能文化/娯楽/琉球の言語/与那国の「象形文字」、「すうちゅうま」、「結縄」/奄美、先島の風俗/尚順王子らとの会見/冊封使歓待様式の料理/さらば大琉球島

付記 「琉球」Luchu という呼称について

学会員による討議録/シーボーム氏/提督ジョン・ヘイ卿/英国地理学協会長



? チェンバレンの「琉球語概観」

初期琉球語サンプルと『沖縄対話』/標準首里語と地方語/琉球語の派生、系統図/琉球語の表記/日琉両語の同系性/同系関係の実相/北方琉球語の変様/著しい本土語の影響/語源論に光明を投げ掛ける琉球語/侵略民族の到来/仮名文字、漢字/与那国の象形文字など/「おもろさうし」「混効験集」発見/戯曲と歌謡

山口 栄鉄[ヤマグチ エイテツ]
1938年沖縄県那覇市生まれ。「国際琉球学」「欧文日本学・琉球学」研究者。チェンバレンの先駆的な琉球研究の全貌を『英人日本学者チェンバレンの研究―〈欧文日本学〉より観た再評価』『琉球語の文法と辞典―日琉語比較の試み』『チェンバレン日琉語比較文典』『王堂チェンバレン―その琉球研究の記録』等の著書、編訳書にまとめて紹介。國學院大学文学博士。米国在住。

内容説明

明治期の日本に滞在し最も有名な日本研究家として知られるチェンバレンの琉球研究のエッセンス。

目次

1 チェンバレンと琉球弧との繋がり(那覇港に降り立った壮年期の学究;祖父キャプテン・ホールの古典的名著;ウランダー墓に眠る一水兵の霊 ほか)
2 チェンバレンの琉球・沖縄見聞録(地理と風土;歴史と民族的特性;住民の風俗習慣 ほか)
3 チェンバレンの「琉球語概観」(初期琉球語サンプルと『沖縄対話』;標準首里語と地方語;琉球語の派生、系統図 ほか)

著者等紹介

山口栄鉄[ヤマグチエイテツ]
1938年沖縄県那覇市生まれ。「国際琉球学」「欧文日本学・琉球学」研究者。プリンストン大学、スタンフォード大学、エール大学を経て、沖縄県立看護大学教授を歴任。かつての琉球国、現今の沖縄列島の人たちにあまねく知られる、英人バジル・ホールの裔孫バジル・ホール・チェンバレンの先駆的な琉球研究の全貌を紹介。バジル・ホール研究会名誉会長。米国在住。國學院大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

1
 著者は琉球史と、バジル・ホール・チェンバレンの研究者。本書は、これまでの仕事をまとめ直したような内容。  チェンバレンは明治初期の御雇外国人で、日本文化/文学を英語で紹介したことで知られる。  本書は、チェンバレンの沖縄体験を総覧したうえで、その著作を抜粋・翻訳したもの。1895年にイギリスの地理学協会の紀要に出た沖縄を紹介する論文と、1895年の「琉球語概観」が訳されている。前者はすでに著者が翻訳したものをさらに分かりやすい表現に改めたようだ。  チェンバレンと沖縄について知るための入口としては貴重。2022/12/13

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