内容説明
不透明な時代に希望はあるのか。グローバル社会の行き詰まりが示すのは資本主義の完熟か。歴史の螺旋的変化と断絶を見通す複眼的思考。
目次
第1章 豊かな社会―周辺から見直す
第2章 貨幣―「市場対国家」を超えて
第3章 テクノロジー―知識経済化のインパクト
第4章 労働市場―歴史的に考える
第5章 グローバリゼーション―「アメリカ第一主義」の起源と帰結
第6章 世界政治―二一世紀の市場と社会
終章 人間・市場・国家
著者等紹介
斎藤修[サイトウオサム]
一橋大学(経済研究所)名誉教授。専攻分野:経済史
古川純子[フルカワジュンコ]
聖心女子大学現代教養学部国際交流学科教授。専攻分野:国際経済学、国際政治経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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