内容説明
江戸のサブカル。情報メディアが花開く。歌麿、写楽、北斎、広重。馬琴に一九。江戸の出版文化は華やかだった。百科事典に名所案内、怪奇小説から恋愛モノまで。多種多様な出版文化が民衆のパワーによって見事に開花した一大ルネッサンス。
目次
1 初期の出版物
2 出版と浮世絵
3 出版物と色摺
4 古典と出版物、そして江戸の学問
5 地図と名所図会
6 戯作の出版
7 美術書の出版
8 名所と浮世絵
9 絵草紙屋からのさまざまな出版物
10 西洋文化と出版
著者等紹介
内田啓一[ウチダケイイチ]
1960年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。町田市立国際版画美術館学芸員を経て、昭和女子大学歴史文化学科助教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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