内容説明
夏目漱石と南方熊楠。同年生まれ、イギリス体験、猫との深い因縁。“森の人”と“都会の人”のかけはなれた知性が存在し生きた時代には活力と幅の広さ、深さがあった。異質な二人の生涯を並列させてその地平から見えてくる“風景”とはなにか。いま二人の巨人の生涯を辿る。
目次
二人の巨人
少年期
父の肖像
遁走のドラマ
イギリス体験
二つのロンドン
帰国後の二人
森と都会
家庭生活
手紙と日記
終焉まで
漱石と熊楠の間
著者等紹介
三田村信行[ミタムラノブユキ]
1939年東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。児童文学作家。主な作品に「おとうさんがいっぱい」「風を売る男」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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