内容説明
誰の目から見ても“いい子”は、本当は非常に危うい。学歴や学業成績が人生を決める時代は終わった。ソニーの上席常務として、数多くの“エリート”たちの盛衰を見つめてきた著者による、子どもの内なる力を引き出す、新しい教育のためのヒント。
目次
エリートシステムの崩壊
なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか
「生きる力」を失った日本人
世界一教育規制の厳しい国、日本
お国のための教育
「与える」教育ではなく「引き出す」教育を
文字や計算の早期教育は不要
「フロー」体験のすすめ
千住家の教育白書
家庭内保育の落とし穴〔ほか〕
著者等紹介
天外伺朗[テンゲシロウ]
本名・土井利忠。工学博士。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。CD、ワークステーション「NEWS」、犬型ロボット「AIBO」などの開発を主導した。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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