岡田英弘著作集 〈6〉 東アジア史の実像

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岡田英弘著作集 〈6〉 東アジア史の実像

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  • サイズ B6判/ページ数 573p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865780147
  • NDC分類 208
  • Cコード C0320

出版社内容情報

台湾、チベット、モンゴル、韓半島、満洲……
シナ文明と密接に関わる周辺地域を、どう見るか。
その近代化に日本が大きな役割を果たした台湾。今は中国による弾圧にさらされているが、清朝時代には仏教との関わりで大きな影響力をもったチベット。そして現在の中華人民共和国のあり方に大きな意味をもつ清朝の中心民族であった満洲、その淵源たるモンゴル。つねにシナの圧力から逃れられない地理的位置にある韓半島。そしてベトナム等の東南アジア――東アジアの各地域は、シナの影響をどのように受け、あるいは遮断し、今日の複雑な関係を形成しているのか。
[月報]鄭欽仁/黄文雄/樋口康一/Ch.アトウッド

【著者紹介】
●岡田英弘(おかだ・ひでひろ)1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老?』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任。著書に『歴史とはなにか』(文藝春秋)『倭国』(中央公論新社)『世界史の誕生』『日本史の誕生』『倭国の時代』(筑摩書房)『チンギス・ハーン』(朝日新聞社)『中国文明の歴史』(講談社)『読む年表 中国の歴史』(ワック)『モンゴル帝国から大清帝国へ』『〈清朝史叢書〉康煕帝の手紙』(藤原書店)ほか多数。編著に『清朝とは何か』ほか。2013年6月に、これまでの仕事の集大成となる『岡田英弘著作集』全8巻が刊行開始(2015年完結予定)。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

5
前半は清朝について、後半は1970~90年代中ごろの台湾の時事問題についての評論となっている。清朝は満洲人の帝国であり、漢民族はその下位におかれていた。台湾は清朝が一応支配をしていたが、その帰属はながらく不安定なものであった。清朝から割譲されて日本領となっていた台湾は、1945年に日本はその主権を放棄させられたが、決して中華民国に返還したわけではない。サンフランシスコ講和条約では台湾は帰属未定地とされていた。米国は今でもそれを公認している。など僕が知らない事実が指摘されている。2015/11/12

MIRACLE

2
本巻は満州(=清朝)、台湾を中心にシナ以外の東アジアに関する筆者の文章を収録している。世界・日本・シナ・中国と続いた地域ごとの著作集としては、最終巻になる。唐の律令制と府兵制(66頁)、内藤湖南、宮崎市定への評価(77頁)、台湾の実質独立(407頁)、中国人理解の三原則(424頁)、韓国人のアイデンティティは日本人を憎むこと(528頁)が貴重。陳図南(タントーラム)名義の文章もある。1999年4月の脳梗塞による発言の機会の減少は残念だ(筆者は本書の冒頭で換語障害による一種の失語症になったと述べている)。2015/05/24

Hiroki Nishizumi

1
本巻も参考になった。清朝、台湾と漢民族の作る中国との関係は知らなかったことが多かった。大きな視点で物事が見えるようになる気がする。2023/08/10

紅井流星

1
前半清朝を後半台湾のことをメインに書かれている。清朝は知らないことばかりだが、台湾の日台空路等は微かに記憶がある。当時台湾だけ日本航空ではなく、日本アジア航空が台湾線に運行していた。全日空も国際線に就航しても台湾便は子会社のエアーニッポンが運行していた。台湾は事実上の独立国だが国連を始め国際機関には加盟できない。中華人民共和国への外的な理由で独立できないと思っていたら台湾国内でもいろいろな障害があることを知った。シンガポール人の話に中国系の人々の掌に孔をあけ海に突き落とした。あるのはショックだった。2015/08/17

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