目次
「安史の乱」の三論
中央アジア文化における連続性について―テュルク化をめぐって
トルクメン人の民族衣装・被衣チルピについて
長安・洛陽における仏典翻訳と中央アジア出身者―武則天・中宗期を中心に
契丹（遼）後期の王権と菩薩戒
インドの近代建築と都市計画―インドにおける「チャンディガル」の意味と現在
『キターブ・バフリエ』韻文序に見えるペルシア湾及びインド洋西部
ヨーロッパ人が描いたアジア
中世南インドのムスリム知識人―ザイン・アッディーン・マァバリー著『ポルトガル人の諸情報におけるジハード戦士の贈り物』に関する覚え書き
イランに関する地理的知識の拡大と英領インドの役割―１８５０年代から１８７０年代にかけての英王立地理学協会雑誌掲載論文を中心として
感想・レビュー
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韓信
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民族・宗教・服飾・建築・地理など様々な視角から、中央アジア及び環インド洋世界における文化の発展、交流を論じる関大東西学術研究所による論文集。東西トルキスタンのテュルク化の歴史、トルクメン女性の民族衣装チルピの分類、ル・コルビュジエによるインドの近代建築と都市計画、オスマン朝の地理書からうかがうペルシャ湾とインド洋西部、ヨーロッパの都市景観図に描かれるインド諸都市など広範な内容だが、自分は中国関連の諸論文目当てで購読。中国関連以外は「こんな世界もあるのか」という程度の感想で、内容はよく解りません（笑）。2019/02/19
