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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさポ
1
大好きなフランシス・バーネットの自伝!自伝というより、「その子」を第三者目線から語る形式。子どもの頃のことよく覚えてるな〜と思いつつ、たしかに私もこんなことあったなぁと思ったり。もちろん私は作家ではないけど、想像力が豊かなところとか、子ども時代はバーネットに似ていたのかもしれない。2021/01/30
Alm1111
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一言でいうと、まあなんてナルシストなフランセスさん!で終わってしまう本。だが想い出補正がかかって美化されているとはいえ、なぜ『小公女』で『秘密の花園』なのか、これを読めばフランシス・H・バーネットの創作のルーツが見えてくる。物語の元ネタは本人の体験であり願望だったのですよね。2017/10/11
sohya_irej
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編・訳:松下宏子・三宅興子/『小公女』『秘密の花園』の作者と言ったほうが通じやすいかも。バーネットが一番古い記憶から創作で報酬を得るまでの、「子どものこころ」の記憶としての思い出を振り返った作品。自伝とあるが、作中では小さな自分のことを"Small Person(訳ではその子)"と呼び、第三者の目線で子どもと想像力のかかわりを描いている。巻末に訳注つき。本文中の語句解説に留まらず、背景を十二分に補う。(ただ翻訳体というのでもないのに非常に読み辛いと感じた)2013/08/10