内容説明
戦争と革命の20世紀―社会と芸術の変革をめざし続けたブレヒトの戯曲・詩・批評を、歴史のなかに読みとく論集。
目次
1 アウクスブルクのブレヒト
2 『バール』―台本作者・ブレヒトの出発
3 ベルリンからベルリンへ―ふたつの大陸での足跡
4 ブレヒトとローザ・ルクセンブルク
5 ブレヒトの諧謔
6 韻をふまない抒情詩について
7 教材劇『例外と原則』への注釈の試み
8 フォトグラムの効用―詩・写真集『戦争案内』
著者等紹介
石黒英男[イシグロヒデオ]
1931年名古屋生まれ。名古屋大学文学部卒業。名城大学、日本大学の教員を経て、中央大学教授(中央大学名誉教授)。2010年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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