グラフィック「法学」
グラフィック法学入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883841844
  • NDC分類 321
  • Cコード C3332

内容説明

法学教師として長年教壇に立ってきた著者が、「法学入門」というコンセプトのもと、法の人間性・ドラマ性・技術性・歴史性・可塑性という5つの観点から、その魅力や特質を肉声で語った入門書。具体的なエピソードを織り交ぜてわかりやすく解説。左頁の本文解説部分に対し右頁に図版・コラムを配した左右見開き形式と2色刷により、読みやすさを配慮した。

目次

第1章 法の人間性―「青春の学問」としての法律学(法学の面白さはどこにあるのか;裁判のダイナミズムと法学の存在意義;法が動く現場;法学の醍醐味と法律家の誇り;「青春の学問」としての法律学)
第2章 法のドラマ性―刑法43条という舞台(刑法43条をめぐる5人の人物;法が出来るドラマ―刑法43条はどのようにして出来たか;法の上のドラマ―刑法43条という舞台;法という「劇場」)
第3章 法の技術性―隣人訴訟事件の教訓(民事訴訟の特徴―私的自治と処分権主義;ある不幸な事故―隣人訴訟事件において認定された事実;法の技術性とその限界―隣人訴訟事件の教訓)
第4章 法の歴史性―裁判と私たちの法意識(歴史の中の「法意識」;「大岡裁きの法意識」を育んだ歴史的背景;律令体制の復活から西洋法の継受へ;法廷見取図の変遷と裁判理念の変化)
第5章 法の可塑性―陪審制の挫折と裁判員制度の導入(陪審制導入論議―国民の司法参加をめぐる明治初期の議論;旧陪審制度の成立とその内容;陪審法の停止と陪審不振の原因;第2次世界大戦後の司法改革と国民の司法参加;「この国のかたち」を問う司法制度改革と裁判員制度の導入;歴史が私たちをつくり、私たちが歴史をつくる;希望を育てる)

著者等紹介

青木人志[アオキヒトシ]
1961年山梨県富士吉田市生まれ。1980年山梨県立富士河口湖高校卒業。1984年一橋大学法学部卒業。1989年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。1991年関東学院大学法学部専任講師。1995年一般大学法学部助教授。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(2002年より)博士(法学)。専攻分野は比較法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らっそ

2
日本人の法律への関わりが、江戸時代のお白州への意識が影響しているという指摘は新鮮だった。2015/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5570581
  • ご注意事項

最近チェックした商品