感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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成立過程についての知見のある法律の解説は法学の方法論の確認になる。民事であるので行政については、ひとまず範囲外として、立法と司法の関係についての分析があるとよい。立法過程における労働関係に限定した議論だけでなく、法律文作成の根拠としての社会統計的な背景について参照があるとよい。担保額の算定のような経済的機能を議論する場において、一次元的な論理だけで二次元的な統計がないことが不可思議ではないか。司法による司法のための調査研究機関があるとよいかも。2014/06/23