美人の歴史

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美人の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894348516
  • NDC分類 701.5
  • Cコード C0022

内容説明

ファッション、美容、エステは、いつ誕生したか?ルネッサンス期から現代までの「美人」と「化粧法・美容法」をめぐる歴史。当初、普遍的で絶対的なものとしてあった「美」は、「自分を美しくする」技術や努力が重要視されるなかで、個性的なもの、誰もが手にしうるものとして徐々に“民主化”され、現代の化粧品、ファッション、エステ、ダイエットが示すごとく、“美の追求”は万人にとっての強迫観念にまでなった。

目次

第1部 啓示される美―十六世紀(記述されるからだ、序列化されるからだ;美人の「性別」;唯一の美;顔の炎と体液)
第2部 表現力豊かな美―十七世紀(顔か胴か?;魂とフォルム;純化と圧縮のはざまで)
第3部 感じられる美―十八世紀(機能的なものの発見;個人の美しさ;引き締まるからだ、美しくなるからだ)
第4部 「求められる」美―十九世紀(ロマン主義の美;人体の勝利;美しくなるための市場)
第5部 民主化された美?―一九一四‐二〇〇〇年(「現代のシルフィード」;スターに近づく;「消費のもっとも美しい対象」;「試練」としての美、現代の美)

著者等紹介

ヴィガレロ,ジョルジュ[ヴィガレロ,ジョルジュ][Vigarello,Georges]
1941年モナコ生。パリ第5大学教授、社会科学高等研究院局長、フランス大学研究所所員。身体表象にかんする数多くの研究を手がける

後平澪子[ゴヒラミオコ]
東京生まれ。慶応義塾大学大学院修士課程修了、パリ第3大学博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

7
絵画に描かれる美、あるいは劇場で演出される美、装身具の変遷、について歴史的に考察していく。「古くからの確信…すなわち、理想の美の存在は断言できる、という確信だ。唯一の変化は、この理想へのアプローチの仕方である。その結果、必然的に、自分を美しくする習慣にも変化が生じる。古典主義時代の理性は、16世紀の新プラトン主義のように、もはや鑑賞者を完璧なイデアの天空に導きはしない…プロフィールは描きなおされ、顔は髪形やかつらによって構成しなおされ、肩と胴を矯正するため、かつてないほど体系的にコルセットが着用される 」2023/02/05

いなお

1
『美人の歴史』とはいうが西欧だけに着目している、だが戦後の美人の(というか美の)定義は日本と被っている部分は大きいと思った。美は与えられるものであったが(だから昔化粧は疎まれた)獲得するものになっていったというのがなるほどと思った。だから美しくないものは怠け者と見なされる、辛い2012/09/06

灯子

0
レカミエ夫人に誘わて読んだが、ジェラールの方が好きだ。2012/05/30

K

0
身体の輪郭が「発見」される以前の、美が天賦のものだった時代から、コルセットからの解放、痩身信仰に至る、美が後天的に獲得されるものとなるまでの、美女という概念の変遷を追った本。もっと美術史っぽい本かと思って読んだのですが、文学史とも社会学とも言い難い不思議な本だった。「みんな違って、みんないい」という言葉の偉大さを改めて感じる。2021/02/09

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