目次
序 文化の環をたどる―「文化圏」「ネットワーク」という視座
1 中央アジア・唐・朝鮮半島・日本をつなぐ(ユーラシアの奔流―越境し混じり合う人と文化;敦煌―時空を超える古写本三種 ほか)
2 律令国家の秩序形成が生みだすもの(神話と神々のネットワーク―『古事記』・『日本書紀』・風土記;古代における地名表記のネットワーク ほか)
3 古代仏教の時空の広がり(飛鳥の仏教の文化圏―道慈以前の日本の仏教;氏族の伝・国家の伝・寺院の伝―「大安寺文化圏」以前の僧伝 ほか)
4 文学創造の「場」と集団(「献忍壁皇子歌」・「献舎人皇子歌」とその背景;大宰府の集団詠―「梅花歌」と「松浦河に遊ぶ」 ほか)
著者等紹介
藏中しのぶ[クラナカシノブ]
日本文学・日中比較文学。大東文化大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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