内容説明
スティーブン・ショアーが象徴的な写真からアノニマスな写真、ネガからデジタルまであらゆるタイプの写真を取り上げ、その見方や本質を読み解く方法を解説。更に、ショアー自身の作品の他に、アルフレッド・スティーグリッツやウォーカー・エヴァンスなど写真の父と呼ばれている写真家の作品から、最新の手法を駆使するコリアー・ショールやトーマス・ストルースなどの作品も取り上げている。また、街頭写真、芸術写真、記録写真など幅広いジャンルと共に、無名の写真家による昔のスナップショットや地理学的調査で撮影された航空写真も掲載している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tuppo
1
この写真の構成は比較的ストレートな被写体なのだがメンタルレベルの空間は逆に深い。このしゃしんは深い空間を強調する被写体を利用しているかもしれないがメンタルレベルの中での空間は浅い。逆にこの写真の描写空間は浅いかもしれないがメンタルレベルの中での空間は深い。2022/02/04
ぽけっとどあ
1
撮影するという行為の本質を単純化して説明されており、とっつき易い。自身の考え中にあった曖昧さを明確に表現してくれている、気がする。2015/03/23
sumaco
0
写真家が画像の内容と構成を決める基本的かつ形式的な手段は、視点、構図、焦点、それに「時間」である。・写真を撮る時、私の心の動きがメンタルモデルに反映される。私のモデルは心の動きに対応するために調整される(撮影の条件を変えさせることになる)。このモデルの調整は次に心の動きも変える。これが連続していく。それは大胆な自己変革の過程である。その中で、観察、理解、想像、意思の、複雑かつ自発的な相互作用が永遠に続いていく。
KUAD
0
面白いのか、これ? よく分からない。2011/08/16
turekuke
0
命題集みたいな感じだった2011/01/23
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