内容説明
江戸の250年には、平和を創造していく時代の意志が力となってはたらいていた!!日本列島に生きた人々の声が聞こえてくる!
目次
序章 乱世の記憶と平和への願い
第1章 田畑を所有し家を建て先祖を祀る
第2章 一人前と読み書き算用―後継者の育成
第3章 拝領と献上―贈答・互酬の社会
第4章 紛争とその収拾
第5章 支配秩序とアウトロー
第6章 結社とネットワーク社会の江戸
第7章 旅する人びと
終章 辞世を刻む
著者等紹介
高橋敏[タカハシサトシ]
1940年、静岡県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。国立歴史民俗博物館名誉教授。フィールドワーク主体の地域史研究を静岡・群馬・千葉の転住先でつづけてきた。民衆教育史・生活文化史・社会史・民俗史・博徒史など多岐に及び、国定忠治・清水次郎長・大原幽学・白隠ら特異な人物史にもアプローチ。近年は正史に対して稗史を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。