内容説明
日本社会が抱える格差は、所得格差,資産格差、地域格差、教育格差、医療格差、ジェンダー格差など多岐にわたっているが、近年とくに大きな問題になってきたのは、非正規雇用の増大に起因する若年層の労働所得の二極分化である。―“格差社会”と“グローバル化”をキーワードに現代経済を読み解く。
目次
序章 こうして拡大した格差と貧困
第1章 新しい働きすぎとホワイトカラー・エグゼンプション
第2章 雇用の外部化と製造業における派遣・請負
第3章 アメリカのスタッフィング・サービス産業と労働市場改革
第4章 ディーセントワークと日本の労働基準
第5章 家計の資産格差と生活格差
第6章 日本経団連の税制提言と格差問題
第7章 繊維産業のグローバル化とユニクロ経営
第8章 バイオテクノロジーと多国籍種苗企業
著者等紹介
森岡孝二[モリオカコウジ]
1944年生、関西大学経済学部教授・株主オンブズマン代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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