ブラック・ライブズ・スタディーズ―BLM運動を知る15のクリティカル・エッセイ

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ブラック・ライブズ・スタディーズ―BLM運動を知る15のクリティカル・エッセイ

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784990775551
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0030

内容説明

BLM運動自体の解説はもちろんのこと、奴隷制とその廃止、リンチと暴力の歴史、公民権運動、文学に描かれた世界の黒人表象の解釈、コミックやアニメ、近年の映像などのポップカルチャー批評を通して、BLM運動に至る長く複雑な歴史的背景を理解し、差別や偏見、抑圧や侮蔑に抗う先人たちの苦闘とその意味を知る15の論考集。

目次

偉大な国の未熟な文化―リンチと銃と原爆と
階層と差別の重層構造
緊急寄稿 ジョージ・フロイドの死をめぐって思うこと
第二の公民権運動としての「ブラック・ライブズ・マター」運動―黒人の二極分解を乗り越え、真の平等を求めて
受け継がれる尊厳―ダグラスからキング、そしてオバマへ
世界と私の間に―リチャード・ライトの自己表現への渇望
ジミーよ今生きていたら何を思う?―ジェイムズ・ボールドウィン『白人へのブルース』
人種表象のセンチメンタリティに抗して―『ダンボ』と「ピンクの象のパレード」
アーロン・マッグルーダーの『ブーンドックス』―黒人問題を内部から描くコミックスとアニメ
ジョン・ルイスのBLM運動における遺産―視覚的・物語的メディアとしてのコミックスとの関連から
ポスト人種とヒップホップ
日本における黒人の運動に対する共感と黒人イメージの変化―小説西野辰吉「米系日人」(一九五二)の黒人表象を中心に
お玉杓子はジョン・ブラウンの子―替え歌としての「ジョン・ブラウンの屍」
『海底二万里』のテロリスト―ジュール・ヴェルヌの奴隷制批判
人種差別と欧米型近代

著者等紹介

山本伸[ヤマモトシン]
東海学園大学教授

西垣内磨留美[ニシガウチマルミ]
長野県看護大学名誉教授

馬場聡[ババアキラ]
日本女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブルーツ・リー

6
黒人差別がいけないのは当然であって、その後の深みが欲しい。 あくまで「エッセイ集」の形を取っているためか、各種文化から黒人差別の現状に当たってはいるが、全般に、浅い。 黒人差別を無くして行こうという気概だけは分かるが、それを「どのように」実現させるか。という記述が弱いように感じた。 単に、白人を罵倒するだけではいけない。それでは、ますます人種間の軋轢を高めるばかりではないか。 白人側もトランプを出してきたり、対決姿勢ばかりが気になる。戦う事が必要な時期もあっただろうが、そろそろ話し合いの時期ではないか。2023/01/31

灘子

1
1(最後のやつもいいけど、有色人種「男性」の話ばかりだったこともあってちょっと疲弊)編いいのがあったけどそれ以外は微妙。歴史を振り返るにはちょうどいいと思うけど、公民権運動があったのになぜ差別が残ってるのか(なぜ彼らは殺されるのか)っていう問いには答えられてない。結局日本のアカデミアも白人中心主義のものの見方が捨てられず、さらに輪をかけて男性中心であることに気づいていない。逆にすごいわ。 1番初めのやつキモすぎた。アメリカの病理〜ってやつ無理。2021/12/21

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