第一次世界大戦~現代の起点~<3> 精神の変容
内容
目次
Ⅰ 総説 1 「芸術」の崩壊と大衆文化 岡田暁生(京都大) Ⅱ 参加の芸術/芸術の自律 2 第一次世界大戦と演奏会文化の変質――音楽国有化の思想ならびに慈善コンサートを中心に 岡田暁生(京都大) 3 モダン・アートの〈参戦〉と〈擬装〉――美術/軍事/イデオロギー 河本真理(日本女子大) 4 自律芸術の終焉?――第一次世界大戦とフランスのアヴァンギャルド 久保昭博(関西学院大) Ⅲ 物語りの断片化と再統合 5 集団性の脈動,トラウマの衝迫――精神分析からみた第一次世界大戦と心的生の変容 立木康介(京都大) 6 戦争を書く――『見出された時』と第一次世界大戦 小黒昌文(駒澤大) 7 マルク・ブロックの戦場――戦争経験と歴史的学知の変容 王寺賢太(京都大) Ⅳ 西欧の没落 8 音楽におけるナショナリズム――ラプソディの歴史と第一次世界大戦 伊東信宏(大阪大) 9 〈精神の危機〉の時代――問いとしてのヨーロッパ 森本淳生(一橋大) 10 第一次世界大戦前後の日本の文化財保護と伝統文化 高木博志(京都大) コラム 武器をアートにする 田中雅一(京都大) 北アイルランド紛争とソンムの戦いの記憶 酒井朋子(東北学院大) アメリカ映画の世紀 石田美紀(新潟大) 第一次世界大戦と日本の西洋美術コレクション 高階絵里加(京都大)
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