第一次世界大戦~現代の起点~<4> 遺産
内容
目次
Ⅰ 総説 1 未完の戦争 小関 隆(京都大) Ⅱ 暴力の連鎖 2 「自決」と報復――「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争 小関 隆(京都大) 3 暴力の行方――革命,義勇軍,ナチズムのはざまで 藤原辰史(京都大) 4 世界認識の転換と文化戦争 山室信一(京都大) Ⅲ 「戦後」の模索 5 帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方――オーストリア領ガリツィア戦線によせて 野村真理(金沢大) 6 大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義 津田博司(筑波大) 7 ユダヤ移民とパレスチナ問題 向井直己(京都大研究員) Ⅳ 現代の胎動 8 ヨーロッパ統合にむけて――起点としての第一次世界大戦 遠藤 乾(北海道大) 9 帝国ソ連の出現 伊藤順二(京都大) 10 「アメリカの世紀」の始動 中野耕太郎(大阪大) コラム 公衆の幻影――リップマンと民主政への疑念 富永茂樹(京都大) アルザスと「国境」 中本真生子(立命館大) 「中欧」の夢 板橋拓己(成蹊大) シリーズ総括 世界性・総体性・持続性をめぐって――振り返る明日へ 山室信一(京都大) * 人名索引(シリーズ全体)
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