江戸思想史講義(岩波現代文庫)
子安 宣邦 著
内容
目次
序 方法としての江戸 第1章 中江藤樹 「孝」の教説と"孝子伝"との間 第2章 山崎闇斎とその学派 「敬説」と「心法」の言語-日本的"内部"形成の言説 第3章 伊藤仁斎(その一) 二つの『字義』・儒学の再構成と脱構築-『語孟字義』講義の上 第4章 伊藤仁斎(その二) 「天命を知る」ということ-『語孟字義』講義の下 第5章 三宅尚斎 「鬼神」と「理」-「祭祀来格」と朱子学派の言説 第6章 荻生徂徠 先王の道は礼楽のみ 第7章 中井履軒 近世儒者知識人の存在と知の位相 第8章 賀茂真淵 万葉的世界の表象-文化的同一性形成の言説 第9章 本居宣長(その一) 和歌の俗流化と美の自律-「物のあはれ」論の成立 第10章 本居宣長(その二) 一国的始源の語り
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